ここしばらく、今年になって購入して積読状態になっている本の
虫干しをしているが、本書もそのひとつ。

著者の高橋克彦さんは、歴史ミステリ作家として著名な方で、
直木賞作家でもあるが、私は、今まで読んだことがなかった。

なぜ、手に取ったかといえば、なんとなく手が伸びたとしかいいようが
なく、これも縁かなと思っている。

道楽読書として、年に数人は、新進作家の小説を読むように心がけ
ているが、考えてみれば、中堅以上の作家でも読んだことのない
作家がたくさんいる。

まぁ、道楽なので、ご縁があれば読むまでと割り切っているつもりだが。

さてさて、本書でした。

本書は、文庫オリジナルとして、主に単行本に未収の作品が所収されて
いる。掌編に近い短編が8本と、本書のタイトルにもなった中編が1本。

いやぁ、面白かったなぁ!

エンターテインメント小説は、こうでなくっちゃ。
まさに手練のワザ。