鬼は外、福は内、季節の変わり目に生じる邪気を、悪霊祓いする宮中の年中行事。『続日本紀』に依れば平城京遷都より前に追儺の儀式、豆を撒くようになったのは宇多天皇の御代に鞍馬山の鬼が都を荒らし、三石三升の炒り豆で鬼の眼を潰し、災厄を逃れた故事伝説からみたい。本当は年に4回あるけど、2月だけがメジャーみたい。面白いよね。

有名寺院では毎年著名人の豆撒き、一般家庭でも普通にやってるが、子供が小さいときだけ。老夫婦のみの我が家では、歳の数だけ豆は食べられないし、鬼の面で戯けるのも如何なものか。ここ数年は大豆を買い求めることもなく、穏やかに冬の一日を過ごす。柊とか鰯とかも無縁で、半ば鬼たちと同化してるから、寄ってきたら仲良くしたいかも。

最近は恵方巻、年々豪華になるようだが、関西に限った風習だよね。太巻き1本を丸ごと食うのも難儀だし、それなら握り鮨を選ぶよね。無病息災を願うのは庶民のささやかな祈りだが、商魂に踊らされてる印象は否めない。それでお金が回るなら、目くじら立てることもないが、その渦に巻き込まれるのは真っ平御免、食べたいときに食べるよね。

そうは言っても寒さは厳しく、何かを楽しみたい気持ちはわかる。食べる物は制限されてるから、今日は午前中に航空公園、3㎞くらいは歩いたかな。お昼は角上魚類で大トロ入りの握り鮨、食後にイオン狭山店まで歩いてみた。片道4㎞くらいの行程だから、今日は10㎞以上歩いて、流石に脇腹が少し痛んだかな。それでも歩ける自分が嬉しい。