御利益通りは短くて、それほど魅力的な店もなく、評判倒れと思ったのは境内に入るまで。深川不動堂の本堂には不動明王が鎮座して、拝んでお仕舞いと思ったら、参拝者は履物さえ持ち運べば、無料で自由に見学できるので吃驚。護摩祈祷の最中で、老師を中心に数人の僧侶。読経は炎に吸い込まれ、太鼓の音が胸に響く。有り難いことだよね。

館内は広く、最上階には大日如来蓮池図の天井画。四国88ヶ所の霊場巡りは、善通寺や川越の成田山別院にもあるが、照明の効果なのか厳かな印象。ゆったりとした時を過ごし、隣接する富岡八幡宮へ。江戸時代から栄えた風情があって、伊能忠敬像や横綱力士碑などあるが、とりわけ目を引くのは日本一の御輿、推定重量4.5tもあるんだって。

此処まで来たら深川飯、富岡八幡宮の境内からも入れるが、浅蜊よりも天麩羅かなってことになり、銀座まで出て三越の最上階。ひさごっていう天麩羅屋なんだけど、花見の帰りに立ち寄って、安くて旨くて大満足。今日はカウンターでランチ限定コース、消費税込みで1人3,150円、熱いうちに頂けるからなおさら美味しいし、腹にももたれないし。

食後は東急プラザをぶらり、それから歩いて日比谷公園まで。噴水の近くで松本楼を確かめ、若い頃に戻ったような感覚。最後は新宿の伊勢丹でなだ万の弁当、ここら辺がお上りさんのパターンなんだろうね。狭山市からは歩いて帰ったけど、傘を開いたのは出掛ける時だけ。やっぱり東京は懐が深いや、初めての場所もたくさん残ってるから楽しみ。