先週の新聞広告に、昭和天皇実録の第五巻~第七巻の発刊広告が出ていた。
昨年から刊行が始まった、全18巻の第一級の昭和史資料だが、昨年はそれと
「日本のいちばん長い日」の映画が封切りされたりして、昭和天皇ブームだった。

本書は、その時、「日本のいちばん長い日」とともに購入して、一年、積読だった本。
先月から行っている積読書の虫干しをしていて、手に触れたから読んでみた。

昭和3年の張作霖爆殺事件の頃から、日中戦争を経て、日米開戦となり、ポツダム
宣言を受諾して、終戦となるまでの時期のできごとについて、天皇の独白を記録した
ものとの触れ込み。

本書の惹句を紹介しますね。

“天皇みずから「昭和」を生き生きと語っていた!1990年発掘、発表されて大反響
を呼んだ昭和史の超一級資料。”

“<主な内容>大東亜戦争の遠因、張作霖爆死、天皇機関説、二・二六事件、支那
事変と三国同盟、ノモンハン事件、日独同盟、近衛と東条、ルーズベルトの親電、
沖縄決戦の敗因、対ソ交渉、八月十四日の御前会議戦後ほか。”

こんな超一級資料が、なぜ1990年に「発掘」されたかといえば、それがひとつの
奇跡のドラマになっている。