今や全日本フィギュアが週末のゴールデンタイム4時間ぶち抜きで放送されるのですから。
浅田真央や高橋大輔が世界の大舞台で活躍するようになるまでは、全日本は真夜中にダイジェスト版が放送されるくらいでしたからね。

こうなると、子供達の目にも多くとまるようになりますからトップ選手達に憧れ、フィギュア選手を目指す子供達も多くなるでしょう。裾野が広がれば運動能力の高い子供達も多く目指すわけで、レベルが上がってくるのは当然。
フィギュアを習う子供達が増えれば、指導者達も職業として成り立つようになるわけで、その中から将来のスター選手達が生まれる可能性があれば、リンク経営だけでは赤字でも、宣伝効果は計り知れなく、多少余裕のある企業はスケートリンクを持ち、練習環境も整ってきます。
発展のスパイラルに乗って来た現在、フィギュアスケート業界はしばらくは安泰でしょう。

どんな競技でもこうした発展のスパイラルに乗れる訳ではありません。

条件の一つには「トップ選手になったら、高額の収入を得られる可能性があることや、引退後も関連した仕事があること」があると思います。

フィギュアの選手達が一流になるためには、練習環境が必要です。
そしてその環境のためには高額の費用が必要で、それは親の負担になります。
コーチ料とか、リンク使用料とか、国内の大会でも遠征費用が必要ですし、成績が優秀で強化指定選手となり、国際大会に出場となって協会から補助が出るようになっても、同行者のコーチや付き添いの家族の費用まで出るわけではありません。
まだまだ裕福な家庭の子供でないと難しいのが現実。